起承転結

起承転結って小学校の3年生か4年生で習いましたよね。これって、僕が小学校で習った勉強の中で一番重要な事だったのかも知れないな、と最近よく思います。アメリカを始め西洋的な物語の作り方は3幕式なんです。1幕がSetup、 2幕がconfrontation、3幕が resolution。ま、簡単に言うと起承転結の「承」が抜けてるわけです。アメリカの映画学科で脚本の勉強をしてても、英語で脚本を書いてみても、どうも3幕式っていうのが僕にはしっくりこない。そこで、起承転結、日本の4幕式に考えてみることにした途端、いろいろ理解できて書けるようになりました。
3幕式も4幕式もそんなに大差は無いんです。たとえば、

第1幕:幸せな家庭がある。
第2幕:夫の浮気により家庭が崩壊。
第3幕:夫、改心して家庭を修復する

というのが西洋式ストーリーの組み立てです。

日本式は、

起:幸せな家庭がある。

承:幸せな家庭、皆に羨ましがら
  れる。


転:夫の浮気により家庭が崩壊。


結:夫、改心して家庭を修復する

とやります。ほとんど同じなんですが、日本で生まれ育って、起承転結が血に流れている僕には、「承:幸せな家庭、皆に羨ましがられる」があるから「転:夫の浮気により家庭が崩壊」がよりドラマチックになるなぁとか、「承:幸せな家庭、皆に羨ましがられる」があるから「結:夫、改心して家庭を修復する」でさらに感動するなぁとなります。
西洋の合理主義は3幕式を選んだのでしょうが、僕は東洋の精神性で、起承転結が好きです。


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