「監金」誕生秘話

ということで、祝・「監金」ビデオ、DVD発売!!!僕の名も藤井監督のご好意で「原案」としてクレジットをいただいてます。では、「原案」の僕と藤井監督は、実際にナニをしたのか?それをご報告します。去年の夏。暑い日でした。僕は当時関わっていた企画の関係で、東京郊外のラーメン屋さんに試食に行かなければなりませんでした。暑がりの僕は、電車で遠くまで移動して、知らない街をうろうろするのは気が進みません。そこで、藤井監督のカーナビ付き愛車で連れてってもらうという、極めてわがままなお願いをしてみました。このとき、すでに「マネーざんす」参加が決定していた監督は「禁塊」という脚本(名作!いつか世に出してくれ!)を書き終えていたのですが、これが映倫のR-15に引っかかるとかで、ダメ出しを喰らってアセってます。

光武:「ねえ、連れてってよ。川崎ま
    で。」

藤井:「ダメ。俺、「マネーざんす」の
    脚本、イチからやり直しなん 
    だもん。」


光武:「よし分かった!車の中でアイ
    デア出そう。俺は、川崎まで 
    行って来いするドライブの間 
    にストーリーを完成させるって
    約束するぞ!」


藤井:「マジ?」

ということで、まんまと僕の罠にはまってしまい、川崎まで車を出してくれるハメとなった藤井監督でした。案の定、行きは世間話とバカ話で終わってしまいます。

そして、ラーメン屋さんでの仕事を終えて帰り道。
この辺で、僕もちょっと責任を感じ始めています。

光武:「ところで、脚本どうしようか?」

藤井:「・・・制作費、なくてさぁ」

光武:「じゃあ、密室にするか。エレ
    ベーターとか。」


藤井:「お、いいねそれ。」

だんだん話が調子付いてきた我々は、車を国道沿いのマクドナルドに入れ、コーヒーを飲みながら企画会議ムードに入ります。

藤井:「善と悪の葛藤がやりたいな 
    ぁ」


光武:「悪は、寿司とか食いながら 
    出てくるといいなぁ。」


藤井:「・・・」

光武:「善は、もういかにも天使みたいなカッコさせて登場。」

藤井:「・・・貧弱なイメージだな・・・」

光武:「そうそう!悪が、てめえ貧弱
    なイメージしてんなぁ、と言う
    のさ。」


藤井:「・・・」

とまあ、こんなとりとめのない話を数時間してました。なんとなく形のあるストーリーは出来たような出来なかったような・・・。それをちゃんと筋の通ったお話にした藤井監督の脚本には脱帽です。

監督、また一緒にホンやりましょう。

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