危うし!邦題!

日本に帰ってました。6月の終わりから7月の頭まで。暑かったっすね!生ビールのうまさをむちゃくちゃ堪能した数週間でした。今の日本はもっと暑いようで・・・。皆さん、お大事に!渋谷を歩いていてメル・ギブソン主演の戦争映画が大々的に宣伝されているのを目にしました。「ワンス・アンド・フォエヴァー」。僕は、「お!?メルギブ、また戦争映画やったの?「We Were Soldiers」って映画やったばっかじゃん」と思ってよく見てみると・・・なんと同じ映画だったのです。つまり日本公開題名、邦題が「ワンス・アンド・フォエヴァー」で、オリジナル英語題名が「We Were Soldiers」なのです。邦題を全部英語にするってセンスは正直、疑問です。はっきり言って、インチキ題名のような気がする。カーチェイス映画「The Fast And The Furious」も「ワイルドスピード」の改英語題名で日本公開。人気歌手ブリトニー・スピアーズ主演のアイドル映画「Crossroads」が「ノット・ア・ガール」。ドリューバリモア主演「Riding In Cars With Boys」が「サンキュー、ボーイズ」。リース・ウイザースプーン主演「Legally Blonde」が「キューティ・ブロンド」。マイケル・ダグラス主演「Dont Say A Word」が「サウンド・オブ・サイレンス」・・・・・例を挙げてたらキリがないです。

日本製のTシャツとかで英語がバーって書いてあるのがあるじゃないですか。あれってよく読んでみると適当に単語並べただけだったり、完全に間違った文法で書かれたりしてます。そんな服の写真を撮って「Japlish」(Japanese + English)という写真集を出版したアーティストがいましたが、まさに映画題名の「Japlish」化が進行中という感じで非常にまずいなぁって感じます。昔はごっつい名邦題がゴロゴロしてたんですよ。サム・ペキンパー大先生が戦争の狂気をえぐりまくった大傑作「The Cross Of Iron」の邦題は「戦争のはらわた」。まさに戦争の「はらわた」、腹の中を見せつけるような映画なので、この邦題をつけた方の感受性にはびっくり。007ジェームズ・ボンドの「Live And Let Die」を「死ぬのは奴らだ」とサラリと意訳するセンスにも文学的造詣の深さを感じます。邦題っていうのは日本語としてのインパクトがあり、原題名を知ったとき、なるほど!と感心させてくれるべきものなんじゃないでしょうか。カタカナ英語ならべての国際化はニセモノなり。各映画配給会社の宣伝担当様、ご一考を。






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