【Ugly Betty】


俳優商売、続報。
なんとアメリカ3大ネットワークのひとつ、ABCネットワークの連ドラ、秋の新番組「Ugly Betty」(ABCのリンクはこちら) の第4話に出演しました!全米、地上波テレビデビューです!

UGLY BETTY - new ABC series


この連ドラは、南米で大人気だった作品をアメリカに持ってきたリメイクモノ。ファッション業界の舞台裏を中心にマンハッタンのハイソな人間模様とラテン系移民の家族が出くわす日々の葛藤をハートウォーミングに魅せるコメディドラマ。ABC版のエグゼクティブ・プロデューサーは、女優のサルマ・ハエック。主演は、映画「旅するジーンズと16歳の夏」で注目された若手演技派アメリカ・フェレーラ、「バイオハザード」のエリック・マビウス、そして歌手と女優で大活躍のヴァネッサ・ウイリアムス。脇を固めるのは、「24」シーズン2で副大統領を熱演したアラン・デール。

ugly betty picこのそうそうたる面子に囲まれて、「ゲストスター」あつかいの大きな役でやってきましたよ!1週間の撮影で。俺の役は、日本から来る気難しいファッションデザイナー「オシ」役。オーディションに行く前に渡された脚本には「スモウ・レスラーのようなデブ」と書かれていた巨漢キャラ(笑)。オーディションに来てたアジア人の役者連中もみんなモノホンのデブばかりでした。俺が痩せて見えるほどの人たちに囲まれていたんで、このオーディションは確実に落ちると思ったわけです。なので、開き直ってリラックスしたのが今思えばこの幸運の勝因になった気もします。

役付きの連絡をエージェントからもらった次の日が衣装合わせ。そこでびっくり玉手箱。ファット・スーツ(肉襦袢)を着せられた!スモウ・レスラーのイメージはマストだったようで、俺はマーロン・ブランドの後年のような巨漢に変身。個性的な衣装とファット・スーツのおかげで、役に入りやすいことは確かなんだけど、やたら暑いのが玉にキズでした。

撮影は連日順調に進みました。ジェシカ・アルバと幻の共演をしたMTVの番宣のようにカットされなければ、正味45分の番組中20分は登場シーンがありそうです。

【写真1】クリックで拡大撮影で感動したのは、主演の俳優たちが本当に一生懸命で、とてもプロフェッショナルだったことでした。無名の俺にも「チームにようこそ!」みたいなノリで迎え入れてくれて、良い仕事ができる良い環境を作ってくれるのです。アメリカも、エリックも、ヴァネッサも自分らが映らないカットでも進んでカメラ脇から目線とセリフをやってくれました。新番組に賭ける彼らの意気込みを感じます。

俺も彼らの意気込みに少しでも応えようと頑張っておバカコメディー演技をやりました。その成果のほどは、完成品を見るのを待ってからですが、現場のスタッフは大声で笑ってくれていました。「オシのスピンオフショウを作った方がいいな」とまで言ってくれた人がいて俺は大恐縮。
俺が怒るシーンでは監督から「ちょっとトシロー・ミフネみたいだった」と身に余る光栄の勿体無いお言葉を頂戴しました。

【写真1】クリックで拡大ハリウッドが描く日本人はどこか変なとこがありますね。今回の俺の役もちょっと変。まずは、名前。「オシ」ってどんな日本名だよ?って感じです。しょうがないので、デザイナーの芸名?みたいに解釈して演じました。それから、オシの通訳役でキャストされたのが中国系の俳優さんでした。とてもコメディタイミングの上手い人だったので、俺は共演できて大いに助かったんですが、彼の日本語指導は俺がやりました(笑)。
そんな中、俺が持参した小道具がひとつ。俺のキャラは、これは絶対に日本人というモノをいつも手に持ってます。というか、これは俺が日本人として、見てくれている日本人に向けた密かなメッセージ。実はこれ、大親友からプレゼントされた思い出の品なんですが、撮影中のお守りの意味も込めて使いました。さてそれは何でしょう?答えは番組を見てください!

(第4話なのに、第9話と入れ替えられてまだ未放送。だんだんと「幻のジェシカ・アルバ共演事件」が脳裏に浮かんできて、怖い!まさか、お蔵入りエピソードとかにはならないよね・・・)



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