【24 The Game】


映画やテレビとゲームが将来的には融合して映像娯楽の未来系になるであろうという予測はこのコラムで何回かに渡って書いてきましたが、またまた注目のハイブリッドが誕生しました。

【写真1】クリックで拡大その名も「24 The Game」。人気テレビシリーズ「24」のゲーム版です。ストーリーはオリジナル。シーズン2とシーズン3の間にあった24時間の事件という設定です。チェイスがどうやってジャックと知り合ったかとかシリーズのファンには嬉しいエピソードがたくさん登場します。ストーリーはもちろんですが、ファンとして一番の魅力はジャック・バウアーとしてテロリストと戦ったり、爆弾を処理したり、カーチェイスしたりっていうのをロサンゼルスの街中でバーチャル体験できることでしょう。しかも、ゲームのミッションによってはトニーになったり、チェイスになったり、ミッシェルになったり、そしてなんとキムにもなれちゃう。ファン感涙って感じのサービスぶりです。特にシリーズの中では、ずっとオフィスに居てあまり戦う姿を見せなかったトニーがジャック顔負けの銃撃戦を展開するのは嬉しいかぎり。各キャラの声はもちろんそれぞれの俳優がやってますんで、まさにインターアクティブの「24」というコンセプトに恥じない作りです。

でも、正直なところグラフィックがPS1のレベルだったり、敵キャラのAIがパターン化されすぎてたりとゲームとしての完成度はトホホな部分も多々アリ。シリーズのファン以外のゲーマーはダメ出しすると思われます(笑)。

しかし、このゲームは駄菓子的なのです。マズウマの魅力。つまり、適度な難易度とユルさは、何回も「ジャック・バウアーごっこ」をするにはとても快適なのです。「スプリンターセル」や「メタルギアソリッド」のようなゲーム的完成度と手に汗握る興奮度はありませんが、キーファー・サザーランドの声で「CTU! Get Down!」と叫びながら(叫ぶボタンがある(笑))、市民を守り、テロリストを蜂の巣にするのは「24」ファンであれば、むちゃむちゃ楽しい暇つぶしですよ!

(それにしても5月22日にアメリカでは放送が終了したシーズン5は罪作りな終わり方をしてくれたもんだ!これから2007年1月のシーズン6開始までドキドキしてろってことかよ!)
 



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