【ちこく】


遅刻って、するのも嫌だしされるのも嫌もんですね。

映画業界は、エンタメ業界の中で一番に集合時間に厳しい業界だと思います。これは日米共通。撮影もポストも、【時は金なり】的な部分が多いので必然的にそうなったのでしょう。

大学生の時、LAに来られた鈴木清順監督の通訳をさせていただいたことがあって、そのときの集合に時間ドンピシャで行ったら怒られたことがありました。「映画人の集合は15分前です」と。これは、ホント。それからは俺も集合時間の15分前には着くようにクセを作りました。

今年の春と秋は、東映のお仕事をさせていただきました(詳しい話はまた別のコラムでします)。素晴らしい昔ながらの映画屋、活動屋、というような方々とのお仕事だったのですが、彼らの集合時間の早いこと!15分前集合は当たり前。早い方は、20分前ぐらいに集合場所に来ておられる。そうすると、当然現地コーディネーターである俺は、もっと早く出てなきゃいかんので、集合30分前が俺の集合時間になりました。

集合時間のだいぶ前に現場に着いてるというのは精神的にはすごく良いことですね。気持ちに余裕が出来る。逆に遅刻したときとか、しそうなときっていうのは、ハラハラドキドキしてイライラしちゃうので、それが仕事にも反映しちゃうのでしょう。15分前集合っていうのは、どんな業種の方にも役立つことかもしれません。中には、宮本武蔵的にわざと遅刻をしてその場を制するみたいな人もいるでしょうが。

最後に尾籠な話で恐縮ですが、最近聴いた遅刻に関する話題の中で一番笑えたモノを披露させていただきます。実話です。

俺の知り合いのT君は、急いでいた。
彼が編集した作品の大事なクライアントレビューに遅れそうだった。
車で現地に向う前にオシッコをして出掛けようとトイレに駆け込むT君。

トイレでチャックを下ろし、急いでオシッコを出そうと力んだT君。
ブリブリブリ!
力みすぎたT君は、大の方をパンツの中にぶちまけてしまった。

この日、T君は下痢気味だった・・・。

結局T君は1時間遅れでミーティングに到着。でも、「うんこ、もらしちゃいました。遅刻します。ごめんなさい。」と事前に入れた詫びの電話にクライアントが大爆笑してくれて問題は無かったそうです。

どうやらT君は、「うん」が良かったようで・・・。
 



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