【男はフランス!?】


前回(ニッポン放送のイベントに出演させてもらったとき)の帰国は、シンガポール航空に乗りました。良いサービス、なかなかいける機内食、民族衣装風ユニフォームでキレイな女性乗務員の方々、そして、オンデマンドで見れる30以上の映像エンターテイメント!日本への(日本からの)長いフライトが短く感じちゃうぐらい楽しめるシンガポール航空は、俺のお気に入り。

国際色豊かなシンガポール航空の機内では英語の映画、日本語の映画、中国語の映画などが見れます。各客席にモニターがあり、見たいときに見たい映画がチョイスできるシステム。しかも!なんと早送りも巻き戻しも一時停止もできちゃう!自分の家で映画見てる感覚です。

前回のフライトで気になったのは、「36 Quai des Orfevres」というフランス映画。機内エンタメ情報誌の紹介を読んでビビッときました。ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデュー主演で去年のセザール賞主要8部門にノミネートされたハードボイルド警察映画・・・。

これは見なきゃいかんでしょう!とばかりに鑑賞。大傑作でした。善も悪も超えてふたりの男が火花を散らしてぶち当たるホンモノの男ガチンコ映画。マイケル・マン監督の大傑作「ヒート」にも匹敵する勢いです。

この映画のことをもっと知りたくてネットで検索したのですが、なんと日本では未公開。配給も決まってないようです。日本の配給の方々!ナニやってんですか!?こんな大傑作放っておいてはいけません!おまけにアメリカでも公開されてないときたもんだ。俺の配給会社の友人曰く、男ガチンコ映画は日米共に、あまり人気の無いジャンルになってしまったとのこと。俺は憂うぞ!そんな世の中を!

最近、映画先進国の中で男ガチンコ映画を連発してるのはフランスのみのようです。「スズメバチ」や「ブルーレクイエム」のような硬派な傑作が生まれてます。【写真1】クリックで拡大

21世紀初頭、古臭い男の美学はフランスでのみサバイブしているのか・・・。
ペキンパーやメルヴィルのような男映画監督を目指してる俺にとっては結構キビシイ状況です。

※ 写真は香港でリリースされた「36 Quai des Orfevres」の輸入版DVD。サンフランシスコのチャイナタウンにて入手しました。



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