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『他愛の無いというところが、この、落語の良いところですな。
本当にね、このくだらないものに皆様方、お金を出して、お入りになって、聞いてくださるという、このカタチというのは真に素晴らしいモンですな。いわゆるこれが、あの、余裕、つまり文化ということなんじゃないかと私なんか思います。』
深い。粋だし。嫌味にならずさらっとこんなことが言えてしまうっていうのは、本当に粋ですよね。
一生をかけて落語という芸を極めている人なのに、きっと血の出るような努力をして落語という芸に打ち込んでる人なのに、さらりと『他愛の無いというところが、この、落語の良いところですな。』と言ってのける。『くだらないもの』とまで言う。ここに、常に自分よりお客様を立てるという『芸人』の心意気が現れてますね。 |