ちょうど1年ぐらい前のコラムで、深作監督の遺作というものを書きました。そのコラムは、『「鬼武者」シリーズで実在の俳優たちがメインキャラとして顔を提供したことは「ゲーム」と「映画」という2大映像エンターテイメントの将来を示唆した観がありましたが、「クロックタワー3」は映画監督がゲームを演出するという映像娯楽の未来系を具現化した試みだったと思います。』という内容で、つまり「ゲーム」と「映画」という2大映像エンターテイメントの未来は融合してひとつになるだろうという俺なりの予想だったわけです。
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そんなコラムを書いてからも映画を原作とするゲームに実際の映画出演俳優が顔と声を貸したり(「ロード・オブ・ザ・リングス」、「スパイダーマン」等のゲーム)、映画俳優がゲームのキャラクターボイスを演じたり(「スプリンターセル」ではマイケル・アイアンサイドが主人公の声を演じている。「トゥルークライム」ではクリストファー・ウォーケンが声の出演。)と2大映像エンターテイメントの融合は着実に進んできていました。
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そしてついに「映画として成立した」ゲームが登場しました。「007・エブリシング・オア・ナッシング」がそれです。ジェームズ・ボンド映画のゲーム版ではなく、完全にゲームオリジナルの作品。しかもピアス・ブロスナン演じるボンド以下、ジュディー・デンチのM、ジョン・クリースのQまで映画版のキャストがゲームにも登場しています。そして悪役を演じるウイレム・デフォー、ボンドガールのシャノン・エリザベス。そのままボンド映画の新作として通用する配役です。
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これはもう「ボンドの新作は映画ではなくゲームとして作られた」状態なのです。これは事件ですよ。まさに俺の描いていた未来形、「ゲーム」と「映画」という2大映像エンターテイメントの融合が起こったのです。
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ゲームとしても面白く、実に1年ぶりにPS2にハマってます。 |
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