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「舞台は人生。映画は芸術。テレビは・・・家具。」なんて格言が英語ではあって、それだけテレビの番組ってバカにされてきたわけです。僕もテレビが嫌い。物心ついてからはニュースと映画(家庭用ビデオソフトが普及する以前)ぐらいしか見なかったです。何が嫌いってワイドショウ。コメンテーターと呼ばれる仕事無しの役者くずれや歌手くずれに「このままで世界はどうなってしまうんでしょうね?」なんて言われると割腹自殺したくなっちゃうね。三島由紀夫先生でなくとも。あと大嫌いなのが連ドラ。パープーなジャリタレどもが「お前ら、人生ってそんなもんじゃねえだろ!」とかって説教したり、中身なんて空っぽそうなトレンディ女優どもが「気持ちいい恋愛しようよ!」とかってやってると、「あー日本も終わる。」と思ってしまうわけです。
そんな僕が今、テレビにハマッてます。「24」というテレビシリーズがあるんだけど、日本ではまだ騒いでない?キーファー・サザーランド主演の連ドラで、ロン・ハワード監督のパートナー、プロデューサーのブライアン・ゲーザーという人が仕掛け人。1クール、24話で展開されるんだけど、なんとそれがまる1日24時間の話なのです。つまり、「リアルタイム」。1クール、24話が24時間、1日。で、1話づつはマンマ1時間の話。
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第1話が「深夜12時~1時」、第2話が「深夜1時~2時」・・・すごいっしょ。対テロリスト専門のエージェント、ジャック・バウワー(K・サザーランド)がアメリカ初の黒人大統領候補に対する暗殺計画を阻止する指令を受けるとこから物語りは始まって、彼の妻と娘が誘拐されて、CIA内部にも暗殺計画を手助けしてる連中がいるらしくて、凄腕の殺し屋がドイツから来たらしくて、その上、黒人候補とそのファミリー内部でも陰謀めいたドラマが展開してて、んでもってジャックは自分のチームの女と浮気をした過去があって、しかも敵の本当の狙いは他にあるらしくて、それはジャックの過去に結びついて・・・と分厚いハードボイルド・スパイ小説を1ページも端折らず映像化しましたってぐらい濃い内容なのであります。 |
いやー、正直、始めてテレビシリーズ(連ドラ)が平均的映画を超えたと思ったっす。やられた。ジェームス・キャメロン監督制作の「ダークエンジェル」もそうだけど、ハリウッドの映画人たちが映画の枠で語れない話を語るためにテレビというメディアを選んだというカタチの連ドラがアメリカテレビ界に増えてきてます。今、アメリカテレビが熱い!でもね、毎週毎週同じ時間に見るって事が出来ない僕は、「24」もDVDボックスセットで見てるんです(笑)。時間的拘束がテレビの連ドラ最大の弱点だよなぁ。
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